2017年7月3日月曜日

熊本初日

こんばんわ、古着を主軸に扱うカルチャーショップSANDINISTA!STUDIOです。

随分と久しぶりになってしまいましたが、、まぁさておき。

6月30日から7月1日にかけて、今年も熊本へ行ってきました。
今回はそれについて記したいと思います。

行く前から行った当日、帰ってきてから感じる事など、ストレートに記したいと思います。
時折ピリリとするかもしれませんがご了承ください。


2016年に起きた熊本地震。

その際にお店で寄付金を募り、被災地へ。

寄付金の他に物資も集まり、昨年は物資を届けに。
今年は預かっていた寄付金を各地にお渡しに。

公私においてちょいと色々あり、なかなか向かう段取りが組めず、

お手伝いさえあれば・・とお願いをチョロっとしたところ、リアクションありませんでしたね。

もちろん自身の人望のなさも反省しますが、

お金や物資預けて支援終了なのか、、と少し悲しくなりました、ハイ。


損得抜きに、好き嫌い関係なく、僕はいざという時動ける人であろうとより一層強く思いました。


そんな中でも行かなきゃ話になりませんし、
どうにかあの人ならば!と個別にお願いして、ご協力してもらえ何とか向かう事ができました。
自身の都合、友人の都合なども考え、13時発の飛行機にて。


15時頃には到着してまず感じたのは【去年と空気感や雰囲気が異なる】でした。


それはきっと、地震の影響で空港の壁に入ったひび割れが補修されていたり
立ち入り禁止の黄色いテープがなくなっていたのもあるとは思いますが、
人々の顔に無理のない笑顔が戻っていたことが大きいかと思います。

レンタカーを借り、事前に調べておいた空港からほど近い、「益城テクノ仮設団地」へ。





516戸も連なる国内最大級の仮設団地。
その中では益城町商工会内の7店舗が集い商店街を運営してりもしています。


整骨院や床屋さん、駄菓子が売っていたり、と、そこに住む方々の憩いの場とでもいいますか。

イオンなどもありました。
ある程度の金さえあれば生活はできるようにはなってきてますね。

ここに来た一番の理由は地元の製麺所がラーメン屋を出店しているのと事で。

今回は「極力熊本でお金を使う!」というのも一つのテーマとしていたので、
朝から何も喰わずに腹ペコ状態でイザ!



なんてこった・・準備中でした・・
夜も商いしているんですから、準備中あるの当たり前ですよね、しくじりました。


食べられなかったのは残念ではありましたが、

この仮設団地にお住いのおばあちゃんが話しかけてきてくれたりもして、
昨年の「他所の人間への警戒心」は良い意味で解消されてきているんだなぁ、と一安心です。

寝ても覚めても警戒しなきゃならん環境なんて精神衛生上しんどいでしょうし。



また次再熊した際に必ずや食べよう、と思います。

益城テクノ仮設団地内商店街の詳細は下記URLで。

http://www.tekunosyoutengai7.com/



さて、次の目的地へ。


お次は益城町役場へ。
益城町役場も震災の影響から元の建物が使用不可となり、新設するまでは仮設庁舎にて。


ちなみにですが、土地勘のない人間はナビなりを頼りにしなきゃいけないのですが、

ナビは旧庁舎の場所を指していたり、新住所を登録しても近隣場所検索になってしまったり。

通り過ぎて「次を左折です」言われても通行止めになっていたりと道路に関してはまだ完全なる整備はされてません。



さておき、被災の程度に応じて町民の方へ分配される、との事でお預かりしていた一部を寄付してきました。


僕個人の名でやると、僕個人がした感じになっちゃうので、店の名を使っております。

平成30年3月31日までは受付しているみたいですし、銀行振り込みなどもできるみたいです。

詳しくは下のURLで。


http://www.town.mashiki.lg.jp/kihon/pub/detail.aspx?c_id=141&id=618&pg=1



変な話、この一年お預かりしていたお金の渡し先も見つからず、

かといって「アソコがいいんじゃないかな?」なんて会話も話も入ってこず、
どうすりゃいいんかね・・と若干途方に暮れてた感はあったんですよね。

でもそんな時に勝手ながら助けてもらったなぁなんて思っているのが、

東日本大震災から始まった復興支援イベント「ツナゲル」の存在。

実行委員の方とお話したり、業種は違えど自営業という立場上、
色々と苦労もあるだろうなぁ、
なんて考えてたりすると、
ツナゲルの皆さんも頑張っているんだから、自分も頑張らねば、ってモチベーション保てたり。

なんだかそんな色々な気持ちが入り混じり、若干量ではありますが、まずしっかりと寄付金をお渡しできたことに一先ず安堵しました。



役場出てほっと一息一服。

この右奥に写っているのも先にお伝えしたのとは別の仮設団地。

至る所に仮設団地を設置し、快適、とまでは言えずとも衣食住は整ってきてるのかな、と。

で、ノンビリ一服してたら写真にある雲がもくもくとデカくなり突然の豪雨に襲われました。


その豪雨はきっと


「しくじるなよ、ルーディ」


そんな感じの雷様からのメッセージでしょうね。


車に乗り込み次に向かうはこちら。


昨年は車中泊の場所にもなっていたグランメッセ熊本。

プロレスの会場としても使用されておりますね。

昨年は危険が伴い中には入れなかったのですが、修復も進み中に入れるようになってました。


車中泊やテント泊で埋まっていた駐車場も当然ですがスッキリしてました。

中に入ると展示場などはまだ修復中なのか工事業者さんが出入りしており、
その邪魔しちゃいかん、とロビー付近をウロウロ。


ロビーにはパネルや写真、映像などで被害状況などが観やすく展示されてました。

どっちがしんどい、といった話ではなく、阪神淡路や新潟と比べると震度6弱の回数も余震も多かったのですね。


人的被害や住家被害も載ってます。

画像小さくてみずらいかもしれませんが、全壊8654棟以上。。

単純に8654世帯が家失ったことになるわけです。

アパートやマンションもこの数に含まれているとしたらもっと数は多くなりますね。

東日本大震災の時も感じましたが、一瞬にして住む家失う絶望感たるや・・



その絶望感を幾分か和らげてくれたりしたのが炊き出しや慰問なのでしょうね。

パネルの中に新日本プロレス真壁選手と棚橋選手の炊き出しパネルもありました。



ロビー中に僕の「おぉー!」って声が響いてしまいました。


さておき、この後は現熊本在住のお店のお客さん、I君と合流する為、益城町から大津町へ。

大津町で合流し、翌日もアテンドのお願いをしていたのでご飯食べながらミーティング。


I君御用達のローカル人気店のラーメン&餃子。

朝から何も食してなかったので本当に有り難し!

豚骨独特の匂いも少なく、凄く食べやすくで美味しかったです!



大黒屋さん、御馳走様でしたっ!


熊本市内の宿を確保していたため、二人で市内まで行き、チェックイン後街へ。


バスセンター(?)付近でフードコート(屋台)が出店していたり、町全体かなり賑わってました!

I君アテンドで飲み屋を数件梯子しました。


この馬刺し、最強に美味かったなぁ。

そんなこんなで数時間飲食し、I君とは翌日合流のお約束をし、本日解散。

このまま宿戻って寝るのもアレだしって事で、一人フラフラと町をお散歩して、




目に入ったラーメン屋に入り、本日2杯目のラーメン。

味は酔っぱらっててさほど覚えておりません、が、辛い系でしたね、多分、きっと。



再度お散歩しつつ、ピンクのネオン街の誘惑をどうにか振り切り、迷子になってアタフタし、
何とかかんとか宿に戻りました。

シャワー浴びて1時頃床に就き、移動も考慮して5時起き。
普段の営業よりも頑張ったなぁと思えた1日でした。



ご飯もお酒も美味しいし、道も広くてドライブするには最適だし、自然もあるし、人もいいし。
熊本、本当に良い場所です。


続く・・

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